2017/02/15
船橋のおすすめごはん【バンズがフワッフワ！ゴールデンバーガー】
食事もお酒も！フラッと寄りたくなるバーガーショップ
今回、以前から気になっていたシャレオツな佇まいが目を引く「ゴールデンバーガー」に行ってきました。
マスターの趣味全開な空間
JR・京成船橋駅の裏手から歩いて5分ほど。駅からのメイン通りから少し離れた場所にそのお店はあります。
もう遠目から見て女子が行きそうなオシャレな雰囲気満載なんで、正直オッサンには外観から尻込みしてしまいましたが、いざ店への階段を上るとなぜかスターウォーズのフィギュアがお出迎え。
ちょっと親近感が湧きます。
店内はカウンターがメインでテーブル席が２つの小さいながらも落ち着いた雰囲気。
そして壁一面に飾られたスターウォーズのフィギュア！
マスターの趣味全開の雑多な装飾と愛想の良い接客に、初めて来たのにもかかわらずなんだか馴染みの店に来たような錯覚を覚えます。
豊富なメニュー。そして謎の「ふなばし・すずきめし」
さて、ひと心地ついたところでメニューを開く。
「ゴールデンバーガー」という店名だけに、当然ながらメインはハンバーガー。
初めてのお店ではその店の定番メニューをまずは食べてみたいところ。
ということでまずはメニューの一番上にあった「人気NO.1」と書かれた「バーガー・エメラルド フロウジョン」をオーダーしてみました。
またここはアルコールのメニューも充実していて、ビールだけでもなんと18種類！
見たことのない名前のビールがズラリと並んでいます。
ビールを飲むならポテトでも「船橋ジェリエンヌ」をオーダー。
･･･とサイドメニューを見ていたら「ふなばし・すずきめし」というフライのメニューからかけ離れた文字を発見！
ふなばし？？すずきめし？？というかなんでフライなのに「めし」？？
聞くところによるとライスコロッケのようなものらしい。
物珍しさに惹かれてこれもオーダーしてみることに。
絶好の調味料でおもてなし
さてビールがやってきたのでひとまず乾杯！ 少ししてアテが出てきました。
本日のアテはマッシュルームフライ。
ナイフでカットすると詰まった旨味が噴き出します！
さながら小籠包に閉じ込められた肉汁のよう。
そんな肉厚のマッシュルームをタルタルソースでいただく。
アテでこんなの出されると否が応でもメインを期待してしまいますね！
続けて「船橋ジェリエンヌ」がテーブルに置かれる。
細くカットされカリッと揚げられた歯ごたえと、船橋特産の青海苔の風味が素敵なポテトです。
太めの芋感を全面に押し出す系のポテトも良いけど、これもアリ。アリアリです！
カリカリ触感を楽しみながらビールをあおっていると、マスターがスッとあるものをテーブルに置いてきました。
「ペッパーミルです」
どことなくマスターの口元がニヤリとしている。 マスターに促されるようにそれに目をやると、そこにはスターウォーズでお馴染みのR2D2が置いてありました。
ほほぅ･･･こうきたか。
ちょっとしたマスターの茶目っ気が一気に店と客との距離を縮める。
こんなファニーな一面も、この店を美味しくいただく絶好の調味料なんでしょう。
船橋への郷土愛溢れる「ふなばし・すずきめし」
少しおいて今回一番の謎である「ふなばし・すずきめし」の皿が運ばれてきました。
船橋の名物であるスズキとホンビノス貝、海苔を使用した船橋への郷土愛たっぷりの料理の料理とのこと。
見た目は少し大きめのコロッケといったところ。
ソースもかかっておらず素っ気ない。
初めて対峙するそれに、恐る恐るナイフを入れ口へ運びます。
まず最初に広がるのがスズキの触感と風味。
その後ホンビノス貝の触感と、最後にピラフのようにしっかり味付けされた米がやってくる。
なるほど、確かにコロッケではなく「めし」！ 調理法はフライではあるが、口に広がるのはまごうことなき日本の伝統的な食事である「ごはんと焼き魚」です！
関心しながらもあっと言う間に平らげてしまう。
ただいかにコロッケのような衣をまとっていても米は米。
そのサイズ感から受ける印象とは違い、腹に入れるとほどほどに満腹感をおぼえます。
これからメインのバーガーだというのに大丈夫なのだろうか。
そんないささかの不安を抱いているのをよそに、いよいよメインディッシュであるバーガーがテーブルに運ばれてきました。
フワッフワのバンズとアボカド・野菜とたっぷりの具材！絶品バーガー！
目のような焼き印を押された背の高いハンバーガー。
自分のオーダーした「バーガー・エメラルド フロウジョン」はアボカド・レタス・パティ・ベーコン・モッツアレラチーズがサンドされています。
ベーコンをペロッと舌のように盛り付けるあたり、どこまでもマスターのファニーな一面がうかがえますね。
バンズはフワッとしていて心地よい弾力。
フワッとしたバンズと、間に高く積まれた具材はどことなく佐世保バーガーを彷彿とさせます。
佐世保の作法にならえば袋の中でペタッと潰してそのままかぶりつきたいところだが、見た目がとても愛らしいのでここはお上品にナイフとフォークでいただくことにします。
カットしてもやや大きめだが、バーガーの妙はバンズと具のコラボレーションにあり！
一気にかぶりつきます。
歯をあてると改めてバンズの柔らかさを実感。
そしてトロっとしたアボカドの触感からベーコン、しっかりとした肉感のあるパティへ。
チェーン店にはない、しっかりと歯ごたえのあるパティです。
そうそう、これなんだよ。今日日のお子様でも食べられる柔らかいパティなんて飽き飽きなんだよ！
俺は固く焼かれた肉肉しい肉が食べたかったんだよ！
アボカドやベーコン・チーズなどバラエティ溢れる具材に埋もれず、最後にしっかりパティが締めてくれるあたり、きちんとハンバーガーしているハンバーガーです。
ふぅ･･･もうお腹いっぱいだ。
さっきまで「ふなばし・すずきめし」で満腹の危機にあったのも忘れ、しっかり食べきってしまった・・・
軽いバンズと野菜がふんだんに盛られているので、見た目よりも軽くいただけたんでしょう。
これなら女性にも丁度よいサイズだと思いますよ！
飲んでよし！食べてよし！船橋でオススメのハンバーガーショップ
ハンバーガーはもちろん、サイドメニューも充実していてアルコールも豊富なので、ガッツリ食べるのもちょっと飲みに行くにも丁度よい。いつでもフラッと立ち寄りたくなるお店でした。
またディナーだけでなくランチはセットメニューも用意されているので、今度はお昼に行ってみようかなと思います。
ちなみにカウンターに置いてあるファミコンカセットの話を振るとマスターがニヤリとするので、是非探してみてください！
